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COLORS jiyugaoka 今元 幸司 ブログ
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今年は作戦無しが成功!
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今年もXmasがやって来た。
愛娘のサンタを信じる気持ちをバックアップしたい。
だが今年はいい案が思い浮かばない。。。
Xmasが近付いて来て街もXmasモードになって来た。
テレビでもサンタネタの企画が放送されてる。
サンタはお父さん。
たまにそんな映像が流れてる。
最近ちょっぴり大人びてきた我が娘。
そんな映像を複雑な顔して見てる。
気がついて来たのかなぁ?
娘に確かめる勇気がない。

迷ってるうちにイヴを迎えてしまった。
なかなか寝ない娘を『早く寝なさい!』
と寝かしつけた。(結果的にこれが功を奏した。)
今年はいいや。
もし知ってて「サンタはパパなんでしょ?」
と言われるとちと悲しい。
僕も寝ることにした。

朝起きたら娘はもうプレゼントに夢中になってた。
娘はどう思っているのだろう?
聞けない。
……………。
……………。
娘がその小さな背中を僕に向けたまま口を開いた。
「サンタさんは今年は琴音の所一番に来てくれたんだね!」
「ん!?」
「だって、今年は窓ガラスにばっちぃ手形が付いて無いもん。」
「…」
「一番最初に来てくれたから手が汚れて無かったんだよ」
「そ、そうだね。琴音が昨日早く寝たからだよ。いい子にしたから最初に来てくれたんだね」
「良かったね!」
「うん!」
娘の瞳はまだ澄んでいた。

抱き上げた娘の身体は去年より確実に重く大きくなっていた。




| Koji Imamoto | ファミリー | 17:24 | comments(2) | trackbacks(0) |
親愛なる父へ

おとんがちょうど1ヶ月前に死んだ。

3年前に癌が見つかり闘病生活に入ってた。
おとんと僕は昔から言葉を交わすことが少なかった。
初めてじっくり話をしたのは上京を決めアパートを探しに乗り込んだ新幹線の中だった。
僕はヘッドフォンをし再生ボタンを押そうとした時
おとんが静かに口を開いた。
東京まで当時6時間かかる新幹線の中。
おとんは途切れ途切れだけど穏やかに話続けた。
僕は初めて聞く話に夢中になった。
ヘッドフォンは首にぶら下がったまま…
おとんの昔話。
やんちゃだった頃の話。
お互い前を向いたまま、僕は時々相づちを打ちながら…
おとんはとりとめもなく話続けた。
じっくり話をしたのはこれが最初で最後だった。

僕はまさしく親父の背中を見て生きてきた。
いつもどっしりと構え何事にも動じない。
物事を常に前向き考え、冷静に対処する。
そんなおとんでした。
カッコ良かった。
たまに実家帰った時、歳を重ねなんだか小さくなって来たおとんを見て寂しく感じたのを覚えてる。
それでも僕はおとんを一目置いていた。
強いおとんを…

さすがのおとんも癌には勝てなかった。
おとんは癌と共存する考えでなく
癌を追い出してヤッつけてやるぞ!という考えだった。
おとんらしい前向きな考え方だった。

1月末、姉から連絡が入った。
主治医からあと数か月と宣告されたと…
実家に帰った。
様子はいつもと変わらない感じがしてた。
ただ、初めて僕に弱音を吐いた。
「こうじ。ここが痛いんだよー。ここが。」
ガスが溜まった自分の腹を指差した。
「こうじ。足がこんなにむくんでるんだよー。触ってみろ!」
暖かいおとんに触れたのはこれが最後でした。
「また夏に帰って来るから」
「おー、帰って来い!」
いつもなら帰んなくていいゾって言うのに…
10日後、おとんは大量の血を吐いて力尽きた。

通夜の夜。
僕はおとんにずっと話しかけた。
涙が後から後から溢れて来た。
涙ってどれくらい出れば止まるのだろう?

おとんがいなくなって1ヶ月。
いまだ実感できずにいる。
3年前から覚悟してたつもりなのに…
大きな大きなもの失った。


おとんから教わった事。言葉には無いがこれからは僕が受け継いで行きます。

おとんが大好きだったおかん。
なにげに頼ってた姉。
おとんの代わりにはなれないけど支えていきます。

どうか安心していつものように穏やかに眠ってください。

今までありがとう。
| Koji Imamoto | ファミリー | 08:13 | comments(3) | trackbacks(0) |
サンタの手形
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「サンタの手はバッチィね!!」
僕は苦笑いした。


僕には小学2年の愛娘がいます。
当然サンタクロースの存在は信じてます。
だと思う。
自分はいつまで信じてただろう?
だいたい小学3年生あたりからサンタはいないとわかるみたい。
うちの娘には出来るだけ信じ続けてもらいたい。
サンタは心の中にいるものだと理解するまでは…


んで、どこまで信じ続けられるだろうか?
一人娘なんで兄弟から吹き込まれることは無い。
あとは友達からの吹き込み。
これが一番のネックだろう。
ただ防ぎようが無いのも現実。
友達から言われてもまだ信じてた友達が僕にはいた。
そんな友達をその時は笑っていた。
でもそんな子になってもらいたい。
子供の心を少しでも忘れない為に…

そこで今年から作戦を練った。
これは僕のお客様から聞いた話で
お客様はこれでしばらくは信じたそうです。
それは
『窓ガラスにサンタの手形作戦』
要するに子供が寝た後、窓ガラスに手形を付け翌朝に「サンタの手形が付いてるよ」と教えるもの。
早速やってみた。
娘が寝た。
行動に移す。
まず、窓拭き!
窓を拭き始め部屋の中を見る。
カミサンが目を丸くしてこっちを見てる。
『キョトン!』
この言葉がふさわしい!
「何やってんの?」
たぶん口の動かし方だとそう言ってるんだろう。
僕はニヤリと返した。
カミサンはまだこっちを見ながらテーブルを拭いている。
さて、手形はどう付けよう?
小麦粉?薄力粉?粉系?
うーん???
いまいちしっくりこない。
そうだ!砂埃!
最近乾燥した日が続きベランダには砂埃がいっぱい!
手袋をはめ砂埃を手のひらにいっぱい付けた。
そして窓ガラスに。
あれ!?付かない!
窓ガラスをきれいにし過ぎて上手く砂埃が付かない。
もう一度湿った雑巾で窓ガラスをなぞり
すぐに付けた。
ぐいぐい押し付けた。
向かいのアパートの住人が鍵を開けながら、
不思議そうにこっちを見てるのがガラスに反射して見えた。
無理もない。身内も理解出来ないこの夜中の行動。
パッと振り返ると急いでドアを閉めた。
内鍵をロックする音が冷たく響いた。
いい感じ!!
手袋だから大きめの手形がクッキリ。
明日の朝が楽しみだ。
娘はサンタクロースを楽しみに僕は娘の反応を楽しみに眠りについた。


娘はいつもより早く起きた。
その様子はどの家庭も同じだろう。
微笑ましい光景が続く。
娘はひとしきりプレゼント堪能したみたい。
手形には気付く様子は全く無し!
さぁーて。と。
タイミングをはかる。

「ん!?琴音!窓見て」
「……?」
「よく見て!誰かの手の跡がない?」
「…」
なんだろう?って顔してる。
「サンタさんの手の跡じゃない?」
「………。パパ!手を当ててみて。」
さすがです。僕の仕業だと疑ってる。
手袋をはめ押し付けた手形の為、僕の素手より大きい。
作戦通り!
娘はしばらく窓ガラスを見てた。
じっと見てた。
じっと…
じっと…
口元が緩んできてる。
きっとその瞳の向こうには遠くフィンランドの空にサンタクロースととなかいが…
「サンタさんの手だぁー」
僕は小さくガッツポーズ!!

僕は娘を抱き上げた。
いつもより強く。高く。
遠くフィンランドに届け!とばかりに…

「パパ?」
「ん!?何?」
「サンタさんの手ってバッチィね」
「……。」



来年からどうしよう?
何かまた作戦を考えないと…何かあれば誰かいい案あればコメントください!
| Koji Imamoto | ファミリー | 10:47 | comments(2) | trackbacks(0) |
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